地域のいい場のフィールドノート

地域のいい場のフィールドノート


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1人ひとりの体験、1人ひとりの感じ方が起点「障害のある方にとって地域に必要な場とは?」「多様な人が共生できる地域の場づくりとは?」「社会福祉法人のなすべき地域貢献とは?」もし、こんな問いが先にあったら。もちろん、そこには「適切な」意見やアイデアがあったかもしれません。今回、1人の生活者として、地域のいい場を観察・記録することからはじめたこと。それは、「◯◯の組織の」「◯◯という肩書きの」といった1つだけの属性だけでは表現しきれない、多様さを内包する「わたし」を意識してみることでもありました。地域のいい場のフィールドノート」は、1人ひとりの「わたし」としての感じ方への気づき、地域やそこにある場への気づきという、ちょっとした、でも大切な遠まわりからスタートしました。04


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