地域のいい場のフィールドノート

地域のいい場のフィールドノート


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13CAT4:つながっているという感覚コミュニティ場所/空間仕組み/ルール世田谷すきっぷ自分が働いていた施設。(就労)支援を突き進めた場所。「いい」と感じる要素•利用者も家族も職員、区職員も何かあったらすきっぷに来ていた。土曜日も日曜日も関係なく「何かあったらすきっぷへ」が自然と合言葉になっていたと思う•保護者会、親の会とも日常的にやり取りしていた。例えば、深夜までやり取りして、一緒に考え合っていた。熱量があった•課題が発生した場合には必ず、援助してくれる人や機関があった。自分の正しさに自信がなくなりつつある時、そっと肩をたたき鼓舞してくれる人がいたどんな課題や困りが解消されたか•利用者や家族の困りごとがあれば関係者がすきっぷに集まって解決方法を探していた•地域で新しいことを進めるのにすきっぷで頭をひねった。MAPSもここで検討協議した。新しいことは皆がすきっぷで考えて、発信されていた。すきっぷ発信だから安心してもらえた•誰に相談したら良いのか、誰が一緒に考えてくれるのか。そんな人の課題や困りごとが解消の方向に向かって検討実践される。困りごとを抱えた人は安心感を持てるようになる。少し落ち着いて過ごせるようになる71


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