地域のいい場のフィールドノート

地域のいい場のフィールドノート


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16CAT4:つながっているという感覚仕組み/ルールツール場所/空間インクルーシブ公園都内にインクルーシブ公園が増えてきているが、2020年、豊島区と世田谷区で最初に設置された。障害のある子もない子も一緒に楽しめる公園として、地域共生社会づくりの一環として、充実が期待されている。「いい」と感じる要素•視覚、聴覚、触覚で遊ぶことができるプレイビルダーという遊具があり、車いすに乗ったままでも遊ぶことができる(雑司ヶ谷公園)•子ども用の回転遊具であるオムニスピナーという遊具は、回転スピードがゆるやかで、内向きに座るため子どもの表情を常に確認できる。車いすから乗り移りやすいように、低く設計されている(駒込7丁目第2児童遊園)どんな課題や困りが解消されたか•以下のような工夫がなされている遊具がある・手すりに頭がぶつからないように幅広くしてあり、大人も一緒に滑ることができる滑り台・日光が苦手な子どものために、日除けのある遊具・騒々しいと我慢できない子どものための静かな小さな図書館・体幹が弱い子どもが親と乗れるベンチ型のブランコ・飛び出していってしまう子どものための圧迫感のない柵の設置など74


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