東京都手をつなぐ育成会 60周年記念誌

育成会 60周年記念誌


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活動報告東久留米市手をつなぐ親の会会長堀野めぐみ平成24年から令和3年までの10年間で東久留米市手をつなぐ親の会ではさまざまな行事イベントなどが行われてきました。特に印象に残っていることは平成29年3月12日に開催した「みんなの学校」上映会及び木村泰子先生による講演会です。時間をかなりオーバーしても先生の熱いトークに皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。次に平成30年1月27日に開催された当会の50周年記念式典です。市長を始め多くの市議会議員の先生方をお招きし、新成人と新年を祝う会と合同でやりました。そして令和元年10月7日に開催されましたきょうだい支援の会の有馬桃子氏による講演会もとても好評でした。その後はコロナ禍ということもあり、なかなか思うような活動ができておりません。「みんなの学校」上映会・木村泰子先生の講演会きょうだい支援の会有馬桃子氏の講演会東久留米市手をつなぐ親の会50周年記念式典・新成人と新年を祝う会活動報告日の出町手をつなぐ親の会会長沖紀子私たち「日の出町手をつなぐ親の会」も、おかげさまで昨年40周年を迎えました。この10年間を振り返ってみると、防災に関する活動やコロナ対応、会員(親)の高齢化が主な課題だったように思います。2011年の東日本大震災を機に、親の会の拠点となっている「デイルームたんぽぽ」に防災倉庫を設置し、非常食や防災用品を備蓄しています。実際に非常用トイレの組み立てや非常食の試食など、防災の学習会を実施して、万が一の災害に備え、会員が一時避難できるようにしています。また、新型コロナの感染予防もふまえて、さらにマスク等の備蓄や、飲料水・非常食も個食タイプに切り替えるなど、対応しています。近年は会員(保護者)の高齢化も喫緊の課題になっていて、成年後見制度の学習会や、「まちの保健室」(東京都看護協会の事業で、看護師による健康チェックと健康相談)を会の行事として実施しました。他にも例年の行事として、研修会(施設見学や学習会)、バザー、懇親会の実施、地域の催し物等に参加してきましたが、新型コロナ感染症がまん延してからは、これらの行事もほとんどできていません。町の委託事業の障害者デイサービスもコロナの感染拡大状況によって、休業を余儀なくされたこともありました。今後どのような形で会の活動をしていくか、実施の仕方を考えていく必要があります。平成29年、高橋榮子前会長が育成会より表彰されました。長年(30余年)会長として、育成会の活動はもとより、就任当初から町の福祉の基盤を作ることに尽力し、貢献してこられました。2年前に勇退され、私が4代目の会長の任を受けましたが、人口の少ない日の出町にはまだ足りないものも多く、課題もたくさんあります。今後も育成会の皆様のご指導をいただきながら、地域とも連携して、親の会として地域に暮らす障がいのある方のお力になれるよう、活動していきたいと思います。東京都育成会大会感謝状贈呈式(平成29年)前高橋栄子会長(平成29年)リーフレット・刺し子ふきん035


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