東京都手をつなぐ育成会 60周年記念誌

育成会 60周年記念誌


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会福社人部本京都手をつなぐ育成会祉法人東会・ゆうあい会運営委員松尾章司をしていただきたいと思うところです。ところで、今回、推進協議会の掲げた「目標達成のための施策と取組」の中で、「地域における自立生活を支える仕組みづくり」というものがあります。このテーマに沿った会議に参加していく中で、私自身の生活に照らし合わせた時、前にグループホームで暮らしていた時のことを思い出しました。以人暮らしをして感じたことは、私自身は障害がグループホームでの生活、一度なので、障害があると解って貰えず、物件探しや契約の時に困ることがあり軽ました。また、父親が成年後見人(補助)ですが、その父がいなくなった時、自分には兄弟もいないので、いざ一人になった時に頼れる人、相談出来る人がおらず、親亡き後の生活にとても不安があります。きっと私のような立場の人やそれに近い状況の人はたくさんいると思うので、気軽に相談できる窓口や相談や話ができる人がもっと身近にいればと思います。障害のある人もない人も、今よりさらに人権が認められ、その尊厳が重んじられ生活が保障される社会の実現のために、都育成会がさらに一歩進んでいって欲しいと思います。065


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