地域のいい場のフィールドノート

地域のいい場のフィールドノート


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03CAT4:つながっているという感覚ツール場所/空間仕組み/ルール東糀谷防災公園以前働いていた事業所の町内にある区の防災公園。町会活動も活発で、年に1度防災訓練を町内の学校や高齢者施設、障害者施設合同で行っている。消防や警察、区役所も協力。「いい」と感じる要素•東日本大震災後、避難所として利用できるようリニューアルされた。公園の器具が災害時には色々な用途で使えるように変身する(消火栓を水道としても使用可)①トイレスツール椅子がテントの使用でトイレになる②収納ベンチ避難に必要な用具の収納ベンチ③かまどベンチ炊き出し用のかまどに変身するベンチ•事業所の利用者さんの散歩コースであったり、住民の憩いの場として普段から活用されているどんな課題や困りが解消されたか•生活に溶け込んだ物が避難時に必要な物として活用される。公園として町会のお祭りなどにも使用され、住民認知度も高い。こういう設備があることで安心感もあるし、一緒に訓練を繰り返すことで有事の際は協力して使用するという意識も高まる。毎年地域から多くの参加者があり、実際に使い方を学んでいるので、本当にいざという時避難所としてスムーズに活用できると考える61


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