東京都手をつなぐ育成会 60周年記念誌

育成会 60周年記念誌


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1親の会各支部のこの10年活動報告荒川区手をつなぐ親の会会長伊東とも子私共の会は、この地元で心豊かに、より幸せに暮らしていけることを目指し活動を続けております。東京都手をつなぐ育成会を通じての情報を会員に提供し、東京都大会、大研修会等に参加することで視野を広げ、これからも行政への働きかけを行って参ります。会員及び本人の余暇活動の「バスハイク」は、30年続いている一番のお楽しみ行事です。忘年会、カラオケ大会なども親睦を深める良い機会です。また、学齢期のお子さんがいらっしゃる保護者との懇談会は、情報交換の場となっております。他の福祉団体や作業所、区・社会福祉協議会と協働して行う運動会、福祉まつりにも参加し、バザーや豚汁の販売で地域とも交流しております。今後も親の会の作業所として発足し、ステップアップした「特定非営利活動法人かがやき」と協力し、新しい挑戦をして参ります。リーフレット大好きあらかわみんな笑顔の写真展主な活動記録平成24年6月「石市元気応援プロジェクト」活動報告会参加9月「スクラムあらかわ」見学10月東京都知的障害者育成会50周年記念大研修会参加2月レインボーハウス明石見学10月創立60周年記念講演会「トラブルシューターって何?」講師:野沢和弘氏5月学習会「障害福祉サービスから介護保険サービスへ」5月学習会「親亡き後の生活を考えるー自立生活援助とグループホーム」2月「大好きあらかわみんな笑顔の写真展」ゆいの森あらかわにて開催10月会員へ刺繍入りタオルを配布。安否確認のため返信用ハガキを同封。27年28年30年令和元年2年3年12月キャラバン隊学習会会員へ防災地図とランタン配布。安否確認のため返信用ハガキを同封「音楽をたのしもう2022」開催に向けての準備活動報告板橋区手をつなぐ親の会会長渡辺理津子板橋区手をつなぐ親の会は、昭和31年に発足し平成28年に60周年を迎えました。この10年の活動としては、東日本大震災をきっかけに人の絆を作ろうと区内を4つの地域に分け、会員同士の交流・民生委員さんとのつながりを作るため『地域ネット』として活動を始めました。各地区で懇談会を催し交流を深め、民生委員さんとのバスハイクを毎年秋に実施してきました。また、就労されて地域とのつながりが薄くなっている方たちを対象に本人部会として『しゃべり場ピース』の活動も始めました。月1回金曜日の夜に障がい者福祉センターに集まり、夕食を共にしながら近況報告や悩みなど話し合っていました。コロナ禍の中、諸行事が中止となっていますが、新たな生活様式で実施の検討をしています。そして、この10年で一番大きなイベントとなったのは『えがおの写真展』です。長らく板橋区の福祉を牽引された小西前会長と障害者施設から帰宅された息子さんとの1枚の写真がきっかけとなりました。当時、相模原の障害者施設で日本を震撼させる事件が起こり、障がい者について大きくクローズアップされた時でもあり、障がいがあっても笑顔で過ごしていることを皆さんに理解してほしいと企画しました。区内各地で開催し新聞にも取り上げられ、大きな反響がありました。最近の活動として、令和3年度よりキャラバン隊『はぴねす』を結成しました。親の会も所属している『板橋安心ネット』のキャラバン隊が5歳児を対象とした《ふくしかみしばい》に移行したため、大人を対象として活動を始めました。まだまだ認知されていませんが、障がい者の理解啓発のため地道に取り組んでいきたいと思います。026リーフレットバスハイク(クルージング)


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