東京都手をつなぐ育成会 60周年記念誌

育成会 60周年記念誌


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活動報告練馬手をつなぐ親の会会長森山瑞江私たちのこの10年は「練馬の母」とも言うべき菅野絹子前会長の逝去に伴い、新体制作りから始まりました。伝統ある親の会の行事を大切に継続しながら、会員のニーズに沿った活動を目標に努めてまいりました。講演会、研修、施設見学はもとより新たな活動としては、1情報提供の強化はがきで行っていた役員会等のお知らせを、会員向け情報誌「ほっといんふぉ」(A4判4ページ年5回発行)に変え、情報量を増やしました。更にホームページ(http://oyanokai-nerima.net)をリニューアルしました。活動内容を迅速に伝え、またネットからの入会申し込みを可能にしました。2会員の声を直に聴くこころみ会員の現況を知るため、アンケートを実施しました。また、練馬区内の各地区で、気軽に参加し話し合う茶話会「ほっとカフェ」を開き、会員の率直な意見を聴きました。3理解啓発キャラバン隊の活動若い会員を中心に「キャラバン隊」を結成し、区役所の研修などに参加し好評を得ました。4練馬区役所内喫茶「がむしゃらcafe」の運営障害者が共に働く喫茶コーナーです。元より運営委員として参加していた当会が、有志でNPO法人を立ち上げ、「がむしゃらcafe」を運営することになりました。コロナ禍で最近2年は総会・講演会・旅行などは中止していますが、会員からの要望に応え、徐々に再開する予定です。障害者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、これからも会員一同つながりを大切にしていきます。活動報告足立区手をつなぐ親の会足立区手をつなぐ親の会は、平成30年に60周年の節目を迎えることができました。多くの会員と関係各所の皆様と共に記念式典・祝賀会を開催し、たいせつな人」と題した記念誌を発行いたしました。お祝辞をいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。先輩方が社会福祉法人あだちの里を立ち上げられてから四半世紀が過ぎ、通所施設・入所施設・グループホーム…と多くの夢を実現していただきました。そして平成25年にはNPO法人あだちを立ち上げ、親の会で直営していた作業所等の運営も移行しました。感染拡大前は毎年盛大にバザーを行い、親も子も足立で安心して暮らしていくために、施設建設の応援をしてきました。また、新成人を祝う会・新年会・親子レクリエーション・バスハイク・コンサート・福祉講座など、関係各位と会員相互の親睦と理解を深めるための行事を実施してきました。令和2年以降はコロナ禍でほとんどの行事ができなくなり、withコロナでも可能なことから実施していきたいと模索しているところです。先輩方が築き上げてこられた信頼関係により、地域の多くの関係機関と連携させていただいておりますので、これからも障害の理解啓発や権利擁護に努めたいと思います。2017年7月「やっぱり気になるお金のはなし」講師又村あおい氏クリスマス会キャラバン隊会長佐藤奈緒恒例・親の会バザー足立区手をつなぐ親の会60周年記念式典027


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