東京都手をつなぐ育成会 60周年記念誌

育成会 60周年記念誌


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1親の会各支部のこの10年活動報告三鷹市心身障害者(児)親の会会長鳥居佳子三鷹市心身障がい者(児)親の会はいろいろな障害の子供を持った親たちの集まりです。子供たちが幸せに生きられることを願って地域社会との関わりを持ち、福祉行政の推進を図る活動を続けてきました。これからも、親同士の親睦を深め、一人の悩みはみんなの悩みとして受け止めて助け合い、心豊かに生きることを理想に活動を続けて行きたいと思います。三鷹阿波踊りに参加(35年にわたり障害者への理解と啓発に努めている)ティータイム広場を開催気楽な雰囲気で市政七十周年にて感謝状を受ける収益事業売店ぽけっと三鷹市心身障がい者(児)親の会10年間のふりかえり2017年悩みの相談4月親の会事務所を下連雀HYビル3階に設置(NPO法人三鷹はなの会の一部を借用)第5代目会長鳥居佳子就任三鷹市社会福祉協議会六十周年記念にて団体表彰を受ける親の会収益事業としてNPO法人ふれんずを取得市役所内売店ぽけっとを運営親の会六十周年を迎えるティータイム広場(障害の子供を持たれた保護者の方、気軽にお茶を飲みに来てお話ししませんか)を月1回開催(三鷹市広報誌にて呼びかけ開始)三鷹市心身障がい者(児)親の会創立五十周年記念誌を発行新型コロナウイルス感染拡大により親の会の活動が出来なくなる三鷹市市政七十周年にて感謝状を受ける代替として2021年と2021年の年度末に会員にマスクを配布した2018年6月5月6月2019年2021年〜2021年2022年3月11月3月活動報告町田市知的障がい者育成会会長桑江孝和町田市では先の市長が「障害者は害を及ぼすもではない」との考え方から市の文書すべて、「障がい」の字を使用しています。このことから町田市知的障がい者育成会も、名称その他を「障害者」の表記を「障がい者」と改め、それを守り続けています。さて、当会の10年を振り返ると前半と後半で歩みが大きく変化しました。前半は、グループホームを作るため年2回のバザーによる資金集めを実施、努力が実り、2か所に開設することが出来ました。令和に入ると、バザーによる収入が激減し中止を余儀なくされました。後半は、障がい者のICカードの導入に向け行政とのやり取りが中心となりました。令和元年11月1日、国土交通省に「スルッとKANSAI」と同じICカードの導入をお願いしました。以後、各階級の議員、団体へ要望を重ねた結果、令和3年6月10日「関東ICカード相互利用協議会」より、令和4年度後半を目途に新たなICカードサービスを開始する、とのプレスリリースが行われました。市に住む会員から、日々の通所時の公共交通機関利用トラブル解消の訴えがあり、3年の期間を費やすことになりました。障がい者の親の活動とは、時間がかかるものである、と実感しているところです。今後も、市福祉課・市議団との会話をかさね、また都育成会・全国育成会の助けを得ながら、子供たちのために、活動を続けて参ります。令和4年度3年ぶりの総会の様子です3年ぶりに、来賓(町田市長はじめ、町田市選出各級議員等多数)をお迎えしダリア園開園式を行いました。030


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