東京都手をつなぐ育成会 60周年記念誌

育成会 60周年記念誌


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京都手をつなぐ育成会ゆうあい会担当会福祉法人東社東通江世勤寮施設長德武五月田谷区立奥沢福祉園施設長長谷川昌弘睦的要素が増え、学習・発信の活動は縮小傾向にあるように思います」らは親という一文があります。この文書を作成した10年後の今、ゆうあい会の活動はコロナ禍も相まって人との繋がりや仲間の大切さをより重要視する傾向にあ睦的要素が強くなっているより、また、会員の高齢化が加速する中で、一段と親うに思います。ただ、そうした中でも、過去のゆうあい会の活動を振り返ってみた時、本人活動だからこそ持つ強みが障害者福祉の発展に寄与する組織であるということ、活動していくことがゆうあい会には求められているのではないかとも思います。令和4年度を迎え、コロナ禍がまだまだ続くと思われるこの時代の中で、今、ゆうあい会は新たな局面を迎えようとしています。従来の活動の再開は無論のこと、運営委員をはじめとする会員の一人ひとりが日常生活を営みながら、これからのゆうあい会に何を期待し、主体性をもってどのように取り組んでいくのかについて、支援者も共に考え、ゆうあい会が発展していくことができればと願います。コロナ禍ゆえに改めて感じた人との繋がりや支え合いの大切さを軸にゆう意義で魅力ああい会の活動を自身の生きがいの一つとして捉えて貰える、有る会となるよう、これからも支援者として携わっていくことができればと思います。063


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